医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

「自浄力」で再建できるか女子医大

岩本前理事長追放も出しきれぬ「組織の膿」

2024年9月1日号

 警視庁の家宅捜索や理事長解任など混乱が続く、東京女子医科大学。経営再建をめぐり、現在情報が錯綜している。  湘南美容クリニックの相川佳之代表が、自身のSNSで女子医大の新理事長に名乗りを挙げる一方、早稲田大学や京都先端科学大学の買収説を唱える者もいる。これらは単なる思惑、根拠のない憶測や世論誘導に過ぎない。  女子医大は23年度の経常収支差額で、約64億円の赤字を計上したが、最大の要因は5割前後で推移する付属病院の低い病床稼働率にある。これは前理事長の無理な人件費削減の結果であり、質の高い大学病院の原点に立ち返れば、経営は早急に改善するはずだ。  ただし、経営の実権は前理事長によって選任された理事たちが握っているため、女子医大は依然と先行き不透明な状態が続く。  警視庁の家宅捜索や理事長解任など混乱が続く、東京女子医科大学。経営再建をめぐり、現在情報が錯綜している。  湘南美容クリニックの相川佳之代表が、自身のSNSで女子医大の新理事長に名乗りを挙げる一方、早稲田大学や京都先端科学大学の買収説を唱える者もいる。これらは単なる思惑、根拠のない憶測や世論誘導に過ぎない。  女子医大は23年度の経常収支差額で、約64億円の赤字を計上したが、最大の要因は5割前後で推移する付属病院の低い病床稼働率にある。これは前理事長の無理な人件費削減の結果であり、質の高い大学病院の原点に立ち返れば、経営は早急に改善するはずだ。  ただし、経営の実権は前理事長によって選任された理事たちが握っているため、女子医大は依然と先行き不透明な状態が続く。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence